次元の狭間から差し出された右手。手には力強く剣が握り締められている。宙をさす剣先には王冠が浮かび、オリーブとシュロの葉がかけられている。まるで太陽の魂を射止めたかの様に勝ち誇った喜びで満ちあふれ光を放つ。王の首から引き離された王冠はまた誰かへ引き継がれていく。この冠は人をみる。権力で人を操ることができる器なのか否か。強引に勝ち取ることができるのか。その裏目にでるのか。そのどちらかしかない。 【復讐 […]
2本の剣をクロスに構え目隠しをしている女性。その背景は穏やかな海と澄み切った空に三日月。三日月は満月に向かう月。成長と希望に満ちる青年の様。青年の危なげな未成熟な精神は安定を求める。バランスのとれた大人を探し求める。母の様に全てを包み込む愛情を。穏やかな海のように心が広く、澄み切った空の様に清らかな心を。三日月はこの海と空に淡い恋心を抱いているかもしれない。 【二極化】 扇子が大きく開き均衡が保た […]
心臓に3本の剣が突き刺さっている。儀式のようでもあり生贄のようでもある。何かの決意表明なのだろうか。3本の剣に心臓は引き裂かれ分離する。新たな心臓として再生するのだろうか。「心が裂かれ分裂しようとも、決断しなくてはならない時がある。」「変化に痛みはともなう。」嵐を呼ぶ。雷を呼ぶ。「混乱の渦は避けられないのか…..」 【切り捨て御免】 江戸時代、武士の威厳を守るために与えられた制度。武士 […]
戦士が横になっている。弔いの儀式なのか。ただ眠りについているだけなのか。この世の夢をみているのか、あの世の夢をみているのか。息絶えているのか、目覚めるのか。動きをとめるのも戦略の一つなのか。無防備な体制が果たして吉とでるのか、凶とでるのか。再び剣を持ち、起き上がる日は近いのか、遠いのか。再びめざめる時、その目にうつるものは何でしょう。再発見に期待したいですね☆ 【コールド・スリープ】 SF映画の睡 […]
不敵な笑み。いく本もの剣を持ち勝利した事を誇示している。「どんなことをしても必ず勝つ!」「奪えるものは何でもいただく。」「容赦しない。」丸腰の敗者が遠くに見える。みじめな惨敗に打ちひしがれる。「お金も信用も失った…」勝者はその肉体をひと回り大きく見せ、敗者は小さく目に映る。勝者はいかに自分が凄い存在かをアピールします。勝利者がルールとなり権力を握り独裁者となる。ボス猿の権力争いに似てい […]
捕らわれていた娘を救出し、船に乗せこぎ出す。目的地まで無事に送り届ける事ができるのか否か。「このままスムーズに事が運べばいいが…」「船のバランスは取れているか。」「どのルートがベストか。」「天候はどうだ。風向きは。波の高さは大丈夫か。」「追っては来ていないか。」「すれ違う船にはどんな態度をとるべきか。」「積荷の様に体を丸めてください。」「いざという時は剣を武器に使おう。」「船の舵取りは […]
抜き足、差し足、忍び足…..誰にも気づかれずにこっそり剣を持ち去る。戦わずして勝つ。相手の弱点や秘密を手に入れれば戦局は有利に運ぶ。「人っていうのは噂話が好きだね。」「特に悪い噂はたちまち広がる。」「それにしてもラッキーだった。」「棚から牡丹餅とはこの事だ。」「このネタはおいしい。」「でも最後まで油断禁物。」「危機的状況から脱却だ。」人の心理を巧みに利用する情報操作。噂の真意を探ると何 […]
捕らわれた姿。身体を縛られ、目隠しされ、8本の剣に囲われている。足は縛られていない。遠くには城が見える。「まるで蜘蛛の巣にかかった虫。」「いや、虫籠の中のさなぎ。」「視線を感じる。」「逃げられない。」「助けをひたすら待つしかないのか。」「あの人は助けに来てくれるだろうか。」「白馬のナイトだけが頼りです。」 【蝶のさなぎ】 時がたてばさなぎは美しい蝶に生れ変わり空に舞う。しかしそれまではただひたすら […]
漆黒の闇。壁に突き刺さる剣が9本。クイーンの心の内を表している。剣の階段を駆け上がり、駆け下りる。もう数えきれないほどこの鋭利な剣の階段を行き来した。鉄の心を擦り減らすほどに考え尽くした。「キングの夢をみた。」「これはいったい何を意味するのか。」暗闇から手を差し伸べるものはいない。明ける事がない孤独の闇。心に突き刺さった剣が抜ける日は来るのでしょうか。 【黒ひげ危機一発】 樽の真ん中に海賊の黒ひげ […]
暗闇に不気味にひかる剣が10本。一本一本の剣がまるで十字架の様に突き刺さっている。宙に向いていた剣の先は地の底を指し示す。刺されているのはあのキングか?天と地の両方を知った男。背後からの一方的な攻撃。団結した蜜蜂を怒らせたらもう止める事はできない。死を覚悟して反撃するか否か。勝つか負けるか。生死の境目は自分の行いにあり、他人のせいではない。死も序曲から始まり終曲に向かうのですΩ 【ダーツ】 一定の […]
剣を握り斜に構え、風向きを窺っている。どんな風向きにも対応できる情報網を持っている。ポーカーフェイスで事を進め、少しの変化も見逃さない。五感から入る全ての情報をキャッチし、裏の裏まで読む。そして再び剣を握り宙に高々と掲げ、自らが電波塔となる。情報の断片は一つの巨大なパズルを完成させるパーツとなるのか。密を得られるか蜂に刺されるか、リスクは顧みない。表の顔、裏の顔。敵か味方か。もはやペイジの本心を見 […]
剣を翳し風をきる。先陣をきる。誰よりも先に駆けつける。甲冑と剣はナイトの身体の一部となり、熱い血と冷たい血が入り混じる。闘争心と冷静な判断、その両方を兼ね備える。目的達成の最短距離のために感情は封じ込める。勝利への近道は鉄の心と風を味方につける事。風上か風下か。もはやナイトの行くてを阻むものはいない。 【白馬の騎士】 今、自分を待っている人がいる。助けに行かなければ、あの人の元へ。間に合ってくれ。 […]
蝶の冠、空色に雲のマント、子供の顔が彫り込まれた椅子。右手に剣、左手は何かを促している。辺りには雲が湧きつつある。嵐の前触れか。声に抑揚は無く、無表情。無駄が無い的確な物言い。子供達を厳しく育てあげる。剣の性質は五感を麻痺させ、心を凍らせるのだろうか。孤独の淵を楽しみ、もはやクイーンの心の淵に近づけるものはいない。 【雪の女王】 ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話、カイとゲルダは仲良く屋根の […]
鋭く厚みのある長い剣の先は宙をさし、凍てつくような冷気を感じる。この剣は何度振りかざされたのであろう。この世に切れないものはない。剣と同化し金属の性質が心を無機物に変える。剣が心を乗っ取れば血を求め剣は有機物になる。剣を操るのか、剣に操られるのか。冷徹か冷酷か。もはやキングの決定に逆らえるものはいない。 【諸刃の剣】 右と左の両方に刃があり、どちらの面でも切る事ができる。片方の刃面が刃こぼれしても […]