左手に天秤を持ち金貨を与えている。感情で天秤棒を傾かせない人。施す側と施される側。支払う側と受けとる側。仕事を与える側と受ける側。需要と供給。買い手と売り手。両者の立場は真逆である。お金で繋がる関係。損得を考える関係。天秤の様に人や物などをうまくはかれる人が商売上手なのでしょうか☆
「金は天下の回り物」「金の切れ目が縁の切れ目」「地獄の沙汰も金次第」
【結婚のために】
恋人同士が生活を共にするにはやはり先立つもの(資金)が必要ですね。天使に祝福された後は金貨の調達(仕事)を見つけなくては♡
【ヴェニスの商人】
ウィリアム・シェイクスピアの喜劇。ヴェニスの貿易商人アントーニオは友達のバサーニオから結婚資金としてお金を借して欲しいと頼まれる。しかしアントーニオの財産は航海途中の船にあり貸すことができなかった。そこでしかたなく強欲な金貸しシャイロックにお金を借りに行く。契約の内容は「期日までにお金を返せなかった場合はアントーニオの肉1ポンドで返すこと。」アントーニオは財産を積んだ船が着けば直ぐに返せると思い契約することにした。しかし思い通りにならないのが世の常で、その船は遭難してしまった。バサーニオは婚約者のポーシャからお金を借りシャイロックに返そうとする。だが以前からアントーニオに恨みを持っていたシャイロックはお金を受けとらない。裁判に持ち込み彼の肉1ポンドを要求する。そこでポーシャが一計を案じ変装して裁判の進行を行う。一歩も譲らないシャイロックに彼女は言う。「契約どおり肉を切り取る事は認めます。しかし契約にない血を一滴でも流した場合は全ての財産を没収します。」シャイロックはこの判決に観念し借金の返済を求めるが、裁判でお金での返済を断っていた為お金ももらえず、アントーニオの命を奪おうとした罪も問われ全財産を没収され死刑判決もくだった。一方アントーニオは彼の罪を許し死刑・財産没収の免除を請う。財産の半分を彼の娘に分けるように言い。改宗を求めた。
恋人同士の二人は後に裁判の判決を下したのがポーシャだと分かりバサーニオを驚かせる。船も遭難しておらず、アントーニオの財産は無事であった☆
