ROSE 7
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 アロマテラピーとは芳香療法の事です。
人が植物とであってから植物の効能を自然と知るようになりました。草花、果実の香りは心をフレッシュにしたり、和ませたり、頭をすっきりさせたりします。毎日の生活の中でそれぞれの植物を使い分けて香りだけではなく、その成分を生かし心身の健康に役立てる事が目的です。
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アロマテラピーの歴史は古く、エジプトではミイラをつくる時にミルラ(没薬)(もつやく)と呼ばれる樹脂を使って身体が腐るのを防いでいました(防腐作用)。ミルラはミイラの語源とも言われています。

その他宗教儀式にも使われました。イエス・キリストが生まれた時、東方の三博士がイエスの為に持って来たものが、「黄金」「乳香」「没薬」でした。乳香とはある種の樹脂で樹の皮に傷をつけると樹脂が出て、乳色に固まる。 これを焚きその場の空気を特別なものに替えていた。今でも宗教儀式で使われています。

20世紀になると芳香植物の有効性が化学的に解明されてきました。

1928年にはフランス人化学者「ルネ・モーリス・ガットフォセ」が実験中の事故で火傷を負った際、とっさにそばにあったラベンダーオイルを火傷の部分につけたところ治りが早かったので、これに注目してその後も研究を続けました。そしてこの精油を使った療法を「アロマテラピー」として出版し広く世間に知られるようになりました。                                  

 その後もそして今もアロマテラピーは研究され続けています。

「マルグリット・モーリー」
キャリアオイル(植物油)をベースに精油を希釈し、マッサージなどに使うやり方を考案し、美容や心の癒しを目的とするアロマテラピーを提唱しました。

「ジャン・バルネ」
医者の立場から植物の有効性を探り、軍医時代の臨床結果をまとめた。「植物=芳香療法」を出版しました。

「ロバート・ティスランド」
 「芳香療法・理論と実際」を出版し、日本では1985年に翻訳が出版されました。これを機に日本でアロマテラピーが広まりました。

「ドミニック・ボドゥー」
メディカルアロマテラピーの概念を広めた方。「ケモタイプ精油事典」を出版。
ケモタイプとは?
 →精油を成分別に分類したやり方。例えばラベンダーは種類がたくさんありますが、それぞれが持つ化学分子の種類、比率が違います。同じラベンダーでも用途が別れるという事です。

【写真】
上の写真はブルガリアのバラ祭りの時に撮った写真です。
ダマスクローズ(rosa damascena)で最高級のローズ精油がつくれます。
①バラの摘み取り
②摘み取ったバラの花びら
③バラの花びらを袋詰めしたもの
④蒸留器
⑤ローズオイルと説明書
  ローズオイルの小さいボトルは木のケースに入っていて蝋(ろう)で封印されていました。