黒い人影。夢の中の自分だろうか。煙に浮かぶカップにはいろいろな物が入っている。女性?布をかぶった人物像?へび?お城?宝石?月桂冠と髑髏?ドラゴン?….. 浮かんでは消えるさまざまな想念。人間の欲望は果てしなく続く。手に入れるのが難しいほど想像もふくらむ。夢追い人に残るのは煙だけでしょうか。
【宝くじ】
宝くじを買ったその時から夢物語が始まります。「もし当ったらまず最初に○○をして、○○を買い、○○に行き、○○を始める…..その前に、この事は家族や知人に話すべきかどうしようか…..」宝くじを早く買った人は宝くじ抽選日まで長~く夢が見られます。当選した人は夢が現実になるのですから、後は実行あるのみ☆
【マッチ売りの少女】
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話、大晦日の夕暮れ雪がちらちら降る凍えるような寒空で少女が一人マッチを売っていました。でもマッチは一本も売れません。家に帰ってもこのままではお父さんに叱られます。少女は街角の壁に身を寄せて座りました。寒さをしのぐ為に凍える手でマッチを一本すりました。その火は蝋燭の様に灯り、ストーブの前にいるみたいに暖かく感じられました。でも炎はすぐ消えて煙が残るだけです。少女はまたマッチをすりました。今度は部屋の中が見えました。七面鳥が美味しそうに料理されテーブルの上にあります。でも炎はすぐ消え煙の臭いだけが残ります。そしてまたマッチをともします。今度は大きなクリスマスツリーの下に座っています。そのツリーが天にのぼって行きます。そしてまたマッチの火が消え、その時流れ星が落ちたように見えました。「誰かの魂が召された!」少女は亡き祖母が言っていた言葉を思い出しました。「おばあちゃん!」少女はマッチをともしました。そこには愛に溢れた祖母の姿がみえました。祖母の姿が消えないように少女は何本も何本もマッチをともしました。大きく輝く光の中の祖母は少女を抱き天へとむかいました。翌日街の人は凍死した少女が暖をとるためにマッチを全部擦ったのだと思いました。少女がマッチのともしびでみた幸せなひと時を想像できる人は誰一人としていませんでした。
最後におばあちゃんに会えて本当に良かった…..♡
