IMG_0009思わず後ろから声をかけたくなる姿ですよね。「あの~棒がずり落ちそうですが、何本か持ちましょうか?」「え、ああ大丈夫です。町まであともう少しですから。」「大変ですね。10本もいっぺんに運ぶのは。」「ええ。慣れてますから。いつもの事です。何とかなりますよ。」「そうですか。だめそうな時はいつでも言ってください。お手伝いしますよ。」…..こんなやり取りが聞こえてきそうな場面です。実際大丈夫なんでしょうか。前はよく見えてないみたいだし、棒がずり落ちたら、束ね直してまた進む。なんか効率が悪いような気がするんですが。何人かで運ぶとか、荷車を使うなど工夫した方がいいと思うのですが。本人はやり遂げた後、充実感や満足感はあると思います。しかしながら一方で回りの人はどう思っているでしょう?「一人で背負わなくてもいいのにな~。身体を休める暇はあるのかしら?」確かにめちゃめちゃ肩コリになりそうですし、前傾姿勢を長く続けると腰にも負担が。身体が心配。長くは続かないでしょう。太く短い人生になってしまう危険が…..

【モーレツ社員】
戦後の高度成長期、昭和の時代、会社や銀行は土曜日も通常営業で週末の休みは日曜日だけでした。競合他社に「追いつけ、追い越せ」熱気むんむんの愛社精神。終身雇用制度、年功序列が組織の絆を深めた。一つの大きいファミリーとなっていった。その中で一人一人の社員が会社の歯車のように働き続けた。(大小サイズの違う歯車がうまくかみ合わないと微動だに動かない)。戦後の日本の土台作り、世界が認めた経済成長、輝かしい未来、希望があった事は間違いないでしょう。

【モダン・タイムス】
喜劇王チャーリー・チャップリン監督の映画の一つである「モダン・タイムス」は当時の資本主義の非人道的な雇用のありかたを笑いを交え、社会風刺した内容でした。工場内で働くチャーリーは息つく暇もなく次から次へと機械のリズムでネジを回し続けていく。チャーリーも機械の一部のようになり、終いにはその巨大な歯車に体をもてあそばれ、病院に運ばれる。その後不運が重なり人生の歯車もうまく回らずうろうろする毎日だった。そんな時一人の少女と出逢い生活に希望がみえはじめる…..。大きい時代の渦の中にいると、とかく自分を見失いやすくなります。たまには森林浴などリフレッシュして魂をあらう事は大切な事だと思います♡ そういえば植木等主演の映画「ドント節」のお気楽なキャラを思い出しました。「♪ サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ~ ♪」この時代の熱血サラリーマンの真逆キャラで映画も歌も大ヒット。脳天気なところがうけたのかな!?☆